赤ニキビが痛い、または痒い場合は冷やすのも効果的!

赤ニキビが痛い時や痒い時はどうしたらいいの?

痛みや痒み

ニキビは悪化してしまうと、炎症を起こして赤みを帯びた目立つ色になってしまうことがありますよね。


しかも炎症がひどい時はただ目立つだけじゃなくて、痛いまたは痒いという症状が出ることがあります。


このような症状は炎症の初期段階でよくあるもので、一時的に過剰な炎症を起こしているのです。


ただでさえ赤みを帯びると目立つから気になるのに、痛かったり痒かったりするとついつい触れてしまって悪化させてしまうので注意が必要です。


また、症状が同じように見えても、炎症が初期で痛い場合と時間が経って痒みに変わったものでは必要な対策が違うので、症状についてしっかりと理解しておくことが大切です。


本当は温めた方がいい時期なのに炎症だからって冷やしたりして治りにくくしてしまわないように、痛い場合の対処法についても紹介しましょう。



赤ニキビが痛いと感じる原因

なぜ

ニキビは症状がひどくなると痛いまたは痒いと感じることがありますが、どうして痛かったり痒かったりするのでしょうか?


痛いの炎症が酷いということも原因の1つですが、炎症反応が一時的に過剰になっている時期であることも原因なのです。


ケガや虫刺されなどでも赤く腫れ痛いと感じることがあると思いますが、痛診や痒みの理由を理解するためにも炎症について簡単に説明しておきましょう。


炎症の初期段階に痛みや痒みを感じやすい

説明

赤ニキビに限らず、炎症という体の反応には「急性期」と「慢性期」の2つの時期があります。


「急性期」とは炎症が起き始めた最初の時期で、体にこれ以上同じようなダメージを加えないように痛みや腫れが急激に発生します。


私たちの身体は細菌などが侵入すると退治するために血液を通して白血球などの免疫細胞を送り込むのですが、細菌への攻撃によって正常な細胞にまで傷がついてしまいます。


そうすると傷ついた細胞を再生するために患部に血液を送ろうとして赤くなるのですが、同時に傷ついたことを私たちが自覚してさらなる刺激などを避けるようにするために、痛みや痒みを感じさせる物質が患部に集まってくるのです。


そのため、炎症の初期である急性期には患部が血液の色で赤くなったり腫れたりするようになり、さらに痛みや痒みを強く感じるのです。


急性期は、文字通り急激に症状が進行する分、期間は短いです。


赤ニキビが痛いと感じるのはこの急性期と呼ばれる時期で、急性炎症が続く期間は

臨床的には7日程度〜長くても4週以内(出典:新潟大学

というのが一般的です。


徐々に痛みや痒みが無くなる

ポイント

炎症が急性期を終えた後に訪れるのが「慢性期」と呼ばれるものです。


慢性期は急性期とは違ってダメージを回復させる時期です。


痛みや痒み、腫れなどは治まって、傷ついた部分へ血液を送ってゆっくりと修復させていく段階になります。


腫れや痛みが治ったのに、患部に赤みが残ってなかなか消えない状態が続いているのは慢性期と言えます。


ダメージを受けた部分の修復に必要な栄養素をたくさん送り込まなければならないので、患部周辺の血管は拡張したり新しく作られたりして血液がたくさん集まるため赤みが残り続けるのです。


これがいわゆる「ニキビ跡」と呼ばれる状態で、潰したりして悪化させてしまうと1年以上も跡として残り続けてしまうことがあるのです。


初期段階である急性期に適切な処置をしないと慢性期の炎症が長引いてしまうことも多いので、赤ニキビが痛みや痒みを感じる時期こそ適切な処置をする必要があるのです。


赤ニキビが痛いまたは痒い時の対処法

炎症には2つの時期があって、痛みや痒みがあるのは初期の急性期であることは理解して頂けたかと思います。


そこで、赤ニキビができて痛い時はどんなところに気を付けるべきか、どんな風に対処したらいいのかというところを紹介しましょう。


刺激しないことが第一

触らない

痛みや痒みがある部分が気になって、ついつい触ってしまうことがあります。


特に汚れた手は雑菌でいっぱいなので、そのような手で既に炎症を起こしている部分に触れると雑菌の侵入により腫れや痛みが増すなど症状を悪化させてしまう悪循環に陥る危険性がとても高いです。


潰すと早く治るなんて考えている方もいるようですが、跡が残りやすくなるだけなので絶対にやめましょう。


 >参考:赤ニキビは潰すと早く治るなんて嘘!潰した時は跡にならないよう対処


また、痒いからといって掻いてみたところ爪が引っかかって傷付けてしまうことも多いので、とにかく触らないことが重要です。


そのため、洗顔などをするときにも力入れたり爪が当たらないように細心の注意を払うようにしてください。


冷やす

氷

激しい痛みや腫れを伴う赤ニキビは冷やすことが大事です。


炎症の初期の痛みや腫れの主な役割は、私たちの身体にダメージを受けたことを警告するためということもあって、炎症反応が過剰になってしまっている状態です。


そのため、患部を冷やして毛細血管を収縮させ、痛みや腫れの原因となる物質が患部に届くのを抑えてあげると多少目立たなくすることが期待できるし、その後の痛みなども抑えることができるでしょう。

炎症を起こした赤ニキビの場合は、一時的に冷やすことで痛みや腫れ、赤みなどを抑えることはできます。これは細胞の動きを鈍らせることで、一時的に炎症を抑えることができるためです。 出典:フェミークリニック

どこかにぶつけて腫れた時に氷などで冷やすのも、過剰な腫れや痛みを抑えるために有効な方法だと認められているからなのです。


余談ですが、慢性期に入った赤ニキビ(痛みや腫れは無くても赤みが残っているもの)については、温めることが大切です。


肌を冷やしすぎると血液の循環が悪くなり、細胞の成長や修復のために必要な栄養や酸素が運ばれにくくなってしまうのです。この結果、ニキビの修復が遅れてしまいます。 ニキビの炎症が活発なときは冷やしてOKですが、炎症が落ち着いてからは必要以上に冷やし続けてはいけません。 出典:フェミークリニック

肌のダメージを回復させるために患部に血液を通して栄養を送る必要があるため、温めて血行を促進することが有効なので間違えないようにしましょう。


刺激のある化粧品を使わない

バツ

炎症を起こした赤ニキビがまだ残っているうちは、メイクや日焼け止めだけでなくスキンケアに使用する洗顔料や化粧水なども低刺激のものを使うようにしましょう。


刺激の強いものを使うと炎症を悪化させる恐れがあります。


例えば、普段から使っている日焼け止めなども炎症を起こして敏感になっている肌には刺激になる可能性があるので、できるだけノンケミカルのものを選びましょう。


 >参考:ニキビ肌に日焼け止めを塗ると悪化する?おすすめの日焼け止めは?


また、消炎作用が期待できる成分としてビタミンC誘導体やグリチルリチン酸ジカリウムが有名ですが、肌の弱い方はグリチルリチン酸ジカリウムを配合した化粧水などを使いましょう。


 >参考:赤ニキビケア化粧水のおすすめランキング!肌質に合った保湿が大切!


ビタミンC誘導体は幅広い効果があるので様々な肌トラブルにおすすめなのですが、濃度が高いものは刺激を感じることがあるため敏感肌の場合には肌に優しく抗炎症作用の期待できるグリチルリチン酸ジカリウムを配合したコスメの方がいいでしょう。


赤ニキビと言っても基本的には皮膚の炎症反応なので、痛みや痒いを感じる場合には虫刺されなどと同じでとにかく刺激を避けること、そしてひどい時には冷やすという当たり前のことが必要になるのです。


まずは痛みが引いて落ち着くまでは、あまり余計なことをして悪化させないように注意してみて下さい。