赤ニキビが痛い、または痒い場合は冷やすのも効果的!

痛みや痒みがある時はどうしたらいいの?

ニキビは悪化してしまうと、炎症を起こして赤ニキビという目立つ色になってしまうことがありますよね。


しかも炎症がひどい時はただ目立つだけじゃなくて、痛いこともあれば痒いこともあったりします。


このような症状は炎症の初期症状によくあるもので、一時的に過剰な炎症を起こしているのです。


ただでさえ赤ニキビは目立つから気になるのに、痛みや痒みがあるとついつい触たりして悪化させてしまうので注意が必要です。


また、見た目は同じ赤ニキビでも痛みを感じやすい初期のものと、時間が経ったものでは取るべき対策が違ったりもするので、症状についてしっかりと理解しておくことが大切です。


本当は温めた方がいい時期なのに、炎症だからって冷やしたりして治りにくくしてしまわないように、痛みがある場合の対処法についても紹介しましょう。

赤ニキビが痛いと感じる原因

ニキビの中でも痛い感じるのは赤ニキビと呼ばれる状態です。


赤ニキビは、毛穴の中で常在菌であるアクネ菌が皮脂をエサに大繁殖を起こしている状態で、炎症が更に進行していくと毛穴の壁までも破壊されて、毛穴の周辺や真皮にまで炎症が到達してしまう恐れがある状態です。


毛穴の中には膿が溜まり、毛穴の入り口は付近は古い角質の堆積や皮膚の腫れにより、膿の排出が困難になっています。


炎症には、「急性期」と「慢性期」の2つの時期があります。


「急性期」とは、急激に痛みや腫れを起こす時期です。


赤く炎症を起こす原因である遊離脂肪酸が発生し、痛みが生じるようになります。


私たちの身体は、ダメージを受けた部分へ血液とともに白血球や痛みを感じさせる物質を集中させます。


この急性期に激しい腫れや痛み、痒みを感じるのは、細胞が傷ついたり死滅しているという警告を私たちに与えるために出す反応によるもので、防衛機能の一つと言えます。


急性期は、文字通り急激に症状が進行する分、期間は短いです。


ニキビ発症後約1週間以内に始まり、ものにもよりますが、長く続いたとしても約4週間ほどです。


急性期の後に訪れるのが「慢性期」です。


慢性期は、急性期に比べて進行は遅いのですが、腫れや痛みが少しずつ引いていきながらダメージを回復させる時期となります。


腫れや痛みが治ったのに、患部に赤みが残ってなかなか消えない状態が続いている間はまだ慢性期と言えます。


ダメージを回復させるためには、その部分に必要な栄養素をたくさん送り込まなければなりません。


体内の栄養素は血液によって運搬されるため、ダメージを受けた部分やその周辺の血管は、その必要に応じて拡張したり新しく作られたり、血液がたくさん集まります。


このような理由で、しばらく赤みが残り続けてしまうのです。


この慢性期がどれほど続くのかは、ニキビから受けた皮膚ダメージの大きさにもよりますが、長ければ数ヶ月から数年続くことがあります。

痛みや痒みがあるときの対処法

赤ニキビの炎症には2つの時期があって、痛みや痒みがあるのは初期の急性期であることは理解して頂けたかと思います。


そこで、赤ニキビができて痛い時はどんなところに気を付けるべきか、どんな風に対処したらいいのかというところを紹介しましょう。


刺激しないことが第一

痛みや痒みがある部分が気になって、ついつい触ってしまうことがあります。


特に、汚れた手は雑菌でいっぱいなので、そのような手で既に炎症を起こしている赤ニキビに触れると、雑菌の侵入により、腫れや痛みが増すなど症状を悪化させてしまう悪循環に陥る危険性がとても高いです。


しかし、消毒や薬の塗布等で、どうしても手先で触れなければならない時もあります。


その場合は、事前に必ず手を洗って清潔な状態で行なってください。


冷やす

激しい痛みや腫れを伴う急性期の赤ニキビは冷やすことが大事です。


急性期の痛みや腫れの主な役割は、私たちの身体にダメージを受けたことを警告するためであるので、それを長く続けさせる必要は無いのです。


また、急性期が過ぎなければ、慢性期は訪れません。


冷やして毛細血管を収縮させ、痛みや腫れの原因となる物質が患部に届くのを抑えてあげることで、身体はダメージの警告を受け取ってもらえたと判断でき、早めに慢性期へ移行する時期を迎えることができます。


逆に、慢性期に入った赤ニキビ(痛みや腫れは無くても赤みが残っているもの)については、温めることが大事です。


肌のダメージを回復させるには、その部分に栄養を十分に送る必要があるため、温めて血行を促進することが有効となるためです。


刺激のある化粧品を使わない

赤ニキビがまだ炎症を起こしているうちは、メイクや日焼け止めだけでなくk、スキンケアに使用する洗顔料や化粧水なども低刺激のものを使うようにしましょう。


刺激の強いものを使うと、ニキビを刺激して炎症を悪化させる恐れがあります。


例えば、普段から使っている日焼け止めなども赤ニキビができて敏感になっている肌には刺激になる可能性があるので、できるだけノンケミカルのものを選びましょう。


 >参考:ニキビ肌に日焼け止めを塗ると悪化する?おすすめの日焼け止めは?


また、消炎作用が期待できるコスメとしてビタミンC誘導体やグリチルリチン酸ジカリウムが有名ですが、赤ニキビが炎症している間はグリチルリチン酸ジカリウムを配合した化粧水を使いましょう。


ビタミンC誘導体は、ニキビケアにはとても有効な成分なのですが、特に濃度が高いものを炎症がひどい時に使うと刺激になってしまい、症状を悪化させてしまう可能性があります。


グリチルリチン酸ジカリウムは、炎症を抑える作用があるため痛みや痒みを緩和することが期待でき、甘草という植物から抽出したエキスなので赤ニキビがあるデリケートな状態の肌でも安心して使用できます。


赤ニキビと言っても基本的には皮膚の炎症反応なので、虫刺されなどと同じでとにかく刺激を避けること、そしてひどい時には冷やすという当たり前のことが必要になるのです。


まずは痛みが引いて落ち着くまでは、あまり余計なことをして悪化させないように注意してみて下さい。