ニキビを治すにはターンオーバーの改善が大切

ニキビケアではターンオーバーの改善が欠かせない

大事

ニキビの原因というのは細かく分けると本当にたくさんあって、人それぞれ原因が異なるものです。


ある人は睡眠不足などの生活習慣が原因であったり、またある人は間違ったスキンケアが原因であったりするわけです。


でも、根本的な原因を突き詰めて考えていくと、結局のところニキビケアとしてはターンオーバーを改善することが重要になってくるのです。


特に大人ニキビを予防したり治したりするためには、ターンオーバーの改善が欠かせません。


スキンケアも生活習慣を見直すこともターンオーバーを正常に戻すためにやっているといっても過言ではないのです。


そのため、


  • ターンオーバーってそもそも何なの?
  • ニキビとどう関係しているの?
  • どうして乱れてしまうの?

といったところを理解して、ターンオーバーを改善する溜めに必要なことをしっかりと実行できるようにしていきましょう。


ターンオーバーとは?

入れ替える

ニキビの改善に限らず、肌を綺麗に保つためにはターンオーバーによって古い皮膚を新しく入れ替わることが大事であるのは何となく知っていると思います。


でも、皮膚のどの部分がどのくらいのサイクルで入れ替わるのか、そもそも何のためにターンオーバーが行われているのか意外とわかっていない方多いと思いますので、まずはターンオーバーの「仕組み」と「役割」について説明していきましょう。


ターンオーバーの仕組み

皮膚の構造

ターンオーバーによって古くなった皮膚が新しいものと入れ替わるのですが、どの部分が入れ替わるのでしょうか?


当たり前ですが、ほくろやシミ、ニキビ跡などが残ってしまうことからもわかるように皮膚がすべて綺麗に入れ替わるというわけではありません


実際にターンオーバーによって入れ替わるのは皮膚の表面から0.2mm程度の表皮と言われる部分です。


私たちの皮膚は3つの層からできていて、表面から順に表皮、真皮、皮下組織となっていて、この中の一番外側にある表皮だけがターンオーバーによって常に新しく生まれ変わっているのです。


また、ターンオーバーによって新しい皮膚が作られ始めてから古い皮膚と入れ替わるまでの期間は、20歳の健康な肌でもおおよそ1ヵ月程度かかり、加齢や生活習慣などの影響でどんどん遅くなってしまうため、健康な肌を維持するためにスキンケアの見直しや生活習慣を整える必要がでてくるのです。


ターンオーバーの役割は?

医師

タンオーバーによって古い皮膚が新しくなるため、なんとなく綺麗な肌になるような気がしますよね。


でも、単純に皮膚が新しいからいいというのではなく、ターンオーバーは肌にとって以下のようなメリットあるのです。


  • 潤いの保持
  • バリア機能の正常化

といったものです。


では、どうしてターンオーバーによって肌のバリア機能や潤いを保持することができるのか、もう少し詳しく説明しましょう。


潤いの保持

潤い

先ほどお話しした角質層はバリアとしての機能だけでなく、皮膚の内側の潤いを閉じ込める役割も果たしています。


だから加齢や寝不足などでターンオーバーが乱れて古い角質が溜まっていくと肌の水分を保持するのが難しくなって、いくら化粧水を塗っても水分が逃げてしまう乾燥肌になってしまうのです。


バリア機能の正常化

バリア

ターンオーバーのサイクルが乱れてしまうと古い角質がいつまでも残ってしまうのは先ほども触れたとおりですが、0.2mmの表皮の中でも最も外側にある0.02mmの角質層と呼ばれる部分がお肌のバリア機能を担っています


肌は外部から刺激となるような異物が侵入しないようにしっかりとバリアをする働きがあるのですが、角質層が古くなっていくと徐々にバリアとしての機能が衰えて、刺激に敏感にな肌になってしまうのです。


そうすると今まではなんともなかったような刺激がトラブルにつながってしまったり、一旦トラブルが起きると治りにくかったり悪化しやすくなってしまうのです。


そのため、ターンオーバーを正常に働かせて常に角質層を新鮮な状態にすることでバリア機能を正常に保つことができれば、肌トラブルが起きにくく、起きたとしても改善しやすい健康な肌になるのです。


このように皮膚のターンオーバーは、ただ新しい皮膚になるからいいというわけじゃなく、綺麗でトラブルの少ない肌を維持するために不可欠な、バリア機能と潤いを保持するためにとても重要なのです。


ターンオーバーとニキビの関係は?

解説

ターンオーバーについてはおおよそ理解して頂けたかと思いますが、どうしてターンオーバーが乱れるとニキビの再発や悪化につながってしまうのでしょうか?


実はターンオーバーの乱れによって


  • 毛穴の詰まり
  • 皮脂の過剰分泌
  • 炎症が悪化しやすくなる

という、ニキビができやすく治りにくい条件が揃ってしまうのです。


毛穴の詰まり

毛穴

ターンオーバーのサイクルが遅くなって古い角質が残り続けると、皮膚の表面にある毛穴の出口が塞がれて狭くなってしまうため、当然毛穴が詰まりやすくなってしまいます。


ニキビの根本的な原因は毛穴が詰まってアクネ菌が増殖することなので、ニキビの予防や再発のためにはターンオーバーを正常に働かせて毛穴が詰まりにくい状態にしておくことが重要なのです。


皮脂の過剰分泌

皮脂

ターンオーバーが乱れると肌内部の水分を保持する力が低下すると言いましたが、水分を保てず乾燥した肌はうるおいを保とうとして皮脂を過剰に分泌するようになります。


過剰な皮脂は毛穴を詰まらせやすくするため、当然ニキビができやすくなってしまうのです。


 >参考:乾燥肌に合ったニキビ対策は?化粧水や洗顔料を正しく選ぼう!



炎症が悪化しやすくなる

炎症

ターンオーバーの遅れによって肌のバリア機能が低下するとちょっとした刺激にも敏感になってしまいますが、そうなると当然ニキビの炎症などもちょっとした刺激で悪化しやすくなってしまいます


ニキビができているからこそしっかりとスキンケアをしたいのに、敏感肌になってしまっているために洗顔や保湿などの刺激がニキビの症状をひどくしてしまう可能性があるのです。


以上のようにターンオーバーの乱れによって、ニキビはできやすく悪化しやすい状態になってしまうため、ニキビ肌を綺麗にするためにはターンオーバーの改善は必要不可欠なのです。


ターンオーバーが乱れる原因とその対策

ポイント

ここまでの説明でターンオーバーの乱れによってニキビができやすく治りにくい肌になってしまうことは理解できたと思います。


では、ターンオーバーを改善するためにはどのようなことをしたらいいのでしょうか?


それを知るためにはまず、ターンオーバーが乱れる原因を知ってその原因となる行動をとらないようにしなければいけません


まず、正常なターンオーバーを行うためには、脳からの指令である成長ホルモンが分泌される必要があり、成長ホルモンは主に睡眠中に分泌されるため、ターンオーバーを正常にするためには不規則な生活習慣や寝不足をできるだけ避けるようにしなければいけません。


 >参考:ニキビには睡眠中の成長ホルモンが重要!何時間寝れば効果がある?


ただ、睡眠だけ取っていればいいわけではなく、質の良い睡眠を摂る必要があるため、「ストレスで寝付気が悪い!」といった状況も避けなければなりません。


 >参考:ストレスでニキビができる?それぞれの関係と治し方を解説


新しい皮膚を作るためにはもとになる栄養素をしっかりと肌に届ける必要があるため、皮膚の原料となる栄養をしっかりと摂ることや、摂った栄養をスムーズに肌に届けるために血行を良くしておくことが大切です。


そのため、食生活や運動習慣といったことも改善した方がいいでしょう。


また、間違った洗顔方法などによって皮膚を摩擦する癖があると、皮膚は刺激を和らげるために角質を厚くしようとしてターンオーバーを遅らせる性質があるため、洗顔などで刺激をしすぎていないか見直してみることも忘れないでください。


まとめると

成長ホルモンを分泌させるために規則正しい生活を心掛け、必要な栄養を必要なところに届けられるように食生活の見直しや運動習慣を身に付けること、そして、肌への刺激を避けるために間違ったスキンケアをしていないか見直してみることが必要なのです。


ターンオーバーを改善すると一口に言っても、いろいろな要素が絡んでいるため簡単ではないのです。


日頃のご自分の行動を1つ1つ確認して、ターンオーバーの乱れにつながるようなことがあればできる限りなくしていくという地道な努力が必要なのです。